9月26日・27日の二日間、第5回豊森なりわい塾が開催されました。
今回は2回目の合宿。2日間かけて聞き書きを行いました。
聞き書きの狙いは、農山村で生きてきた人のお話を聞いてまとめる作業を通じて、ひとりの方の人生に寄り添い、農山村で生きてきた思いを学ぶことです。今回は12のグループに分かれて、6地域・12人の方にお話を伺いました。
訪問した地区は、以下の6箇所です。
- 足助:新盛町菅田和集落、漆畑町 の2箇所
- 下山:羽布町
- 小原:榑俣町
- 旭:日下部町
- 稲武:大野瀬町梨野集落
【26日】
初日は、足助交流館に集合しました。
今回はちょっと時間に余裕があるということで、最初に、先輩インタビューに行った人たちに、報告をしてもらいました。これは、受講生の人たちが有志で、自分の生き方の先輩として参考になりそうな方に、インタビューを行うというもの。来月末から原稿が集まってきますので、このホームページでも公開できるかと思います。お楽しみに!
その後、講師の澁澤さんから聞き書きについてのレクチャーがありました。「民俗調査で拾えないものをどうつかむか」「ルポライターと聞き書きの違い」「その人が生きたという証を残していく」といった、聞き書きのエッセンスをお話していただきました。
レクチャーの後は、グループごとに、何を質問するか作戦会議。そして、フィールドに出発しました。
午後は、12のグループにわかれ、各グループごとに1時間半~2時間の聞き書きをしました。各グループともに、そこで生きてきた人の人生に触れ、その心にふれあうことができたのではないでしょうか?
夕方に、宿となる足助里山ユースホステルと奥矢作レクリエーションセンターに戻ってからは、聞いてきた話のテープ起こしを開始。3~4人で2時間の話を分担して、1人30分ぐらいの話を書き起こすわけですが、これがなかなか大変!だけど、聞き直していくうちに、「あぁ、こんなこと言ってたんだ」ということを再確認したり、話している人の息遣い・感情を今一度感じたり。テープ起こしをすることで、改めて気づくことも多かったようです。
夜遅い時間までテープ起こし作業は続きましたが、中には飲み始めるグループも。受講生それぞれのやりたいことを語り合ったりしていた人たちもいたようです。
【27日】
2日目は、眠い目をこすりながら(あるいは二日酔いの頭を抱えながら?)、ふたたび足助交流館に集合。
昨日聞き起こした文章の編集作業です。基本的には、話し手の言葉だけを使って、文章をまとめていきます。話し手の話し言葉の雰囲気を残しながら、読む人に伝わるように、編集をしていきます。文章を紙で切り貼りしながら作業する人もあれば、パソコン上でささっと編集する人もいました。
午後4時前には、編集作業が終了。早く終わったグループもあれば、締切りぎりぎりまで作業するグループも。その後は、班ごとに、今回の学び・気づいたことを共有。
最後に一つの班の文章を全体に対して朗読。総括のコメントがあって、終了となりました。
2日間の聞き書き作業はかなり大変だったようですが、その大変さを乗り越えて、各グループそれぞれ、感じたこと・得たことは大きかったようです。



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