今回は、初日は「地域との交流会」、二日目はマネジメント講座「フィールドワークの極意」という、盛りだくさんの内容でした。
■24日 地域との交流会
初日の地域との交流会は、これまで聞き書きなどでお世話になった地域の方々をお招きし、地域の方・受講生・主催者(豊田市/トヨタ自動車/地域の未来・志援センター)が交流するというものです。
受講生の有志とスタッフは、朝から集合し、バーベキューの準備をしました。一部の人たちは、いつもお世話になっている小澤庄一さんのお宅にお邪魔し、鶏10羽をしめました。いつも口にしている鶏肉ですが、スタッフも受講生の方も、鶏をしめたことはない方が大半。命のいただき方を教わりました。
鶏を提供してくださったのは、旭町で養鶏などをされている鈴木裕幸さんです。ありがとうございました。
さて、受講生と地域の方は、午後2時に、足助里山ユースホステルに集合し、乾杯のあと、バーベキュー開始です。地域の方からも、野菜や、なめこや、ひらたけや、お漬物など、差し入れがたくさん。美味しかったです。ありがとうございます。
会場の一角には、受講生が持ち寄った「自慢の一品コーナー」が設置され、受講生の方の司会による、一品紹介が行われました。手作りの食材やデザートを持ってきてくださった方、自分でつくった野菜を持ってきた方などなど、受講生の個性が溢れる一品紹介でした。
交流会は、あちこちでいろいろな会話の和ができて、盛り上がっていました。一部の方々はそのまま宿泊し、夜遅くまで、大いに盛り上がりました。普段は講座の課題に取り組むことで大忙しなので、こういう交流だけの時間というのは、とても大切ですね。地域の方と受講生、そして、受講生どおしの交流ができて、よかったと思います。
■25日 マネジメント講座「フィールドワークの極意」
2日目は、世界中を飛び歩いて活躍されている平山恵さん(明治学院大学准教授)によるワークショップ形式の講座です。この日の狙いは、
1.フィールドワークに必要な概念と技術の習得方法について学ぶ
2.参加者自身のこれまでの豊森での学びと振り返りを行い、自己分析を行う
という2点でした。
講座では、実に多様なファシリテーションの手法を、次々に体感する内容でした。
はじめにやったのは、<トークボール>というワークショップ。全員が1つの円になり、ある物を順に投げていくというものです。最初は実際のボールを投げていたのですが、その後、あたかもそこに物があるかのようにイメージしながら、いろいろな物を投げたり、受け渡したりしました。(たとえば、赤ちゃんをイメージして受け渡したり、鰻を受け渡したり)。これを行うことにより、「起きている状況を五感でとらえる」ということを体感しました。
その後、午前中は、<5分間部屋を探るワークショップ>、<砂糖が水に溶けるまでを観察するワークショップ>、<ボディマッピング>などのワークショップを行いました。最初はよくわからず言われたままにやるのですが、やった後にいろいろと学びのあるワークショップだったようです。
午後は、<セルフサイエンス>に関するワークショップをやりました。「これまで豊森でどのようなことを学んだか?」「自分は将来どうしていきたいのか」について、自分自身を振り返るというワークショップです。「ワークショップの手法を学ぶ」と同時に、「自分自身について振り返る」という、欲張りなプログラムでした。
最初にやったのは、「豊森でどのようなことを学んだか?」「豊森で学んだことによって自分の将来にどう影響があったか」について、まず1人で考え、その後1対1で共有をします。その後、ワークシートを使い、自分の目標、自分のゆずれないもの、目標実現のためにやれること の3点を書き出していきます。文章で書くだけでなく、絵でも表わしました。その後それを、4人グループで共有しました。これは、<I time>と<We time>を繰り返し行い、ゆさぶりをかけていくことで、考えを深めていく というものでした。
ワークショップの合間には、平山さんの「イラン・イラク戦争のときの話」や「東北の農村の話」など、実体験に基づいたエピソードを伺いました。
最後には、「自分のゆずれないもの」が近い人たちで集まってみて、お互いが何にこだわりがあるのかを、共有しました。
受講生の皆さんの感想を伺っていても、「内容の濃いセッションだった」、「自分自身のやりたいことを改めて振り返り、それを共有できたことがよかった」という感想をいただきました。
実りの多い2日間であったと思います。



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