年末もおしせまった12月26日、27日の2日間、第8回豊森なりわい塾が開催されました。
今回は、以下の2本立てで実施しました。
- 26日:地域デザイン講座「小地域の人口予測」
- 27日:「豊森は(で)何をめざすのか」
幹事の皆さん、ありがとうございました。
【小地域の人口予測】
初日・26日には、地域デザイン講座として、「小地域の人口予測」についてのワークを行いました。
まずはじめに、講師の駒宮さんから、今回の講座の目的についての説明がありました。
その後、豊田市社会部自治振興課の天野さんから、「豊田市の人口動態・地域特性と過疎対策について」というレクチャーが行われました。
- 豊田市の過疎地域がどのような状況にあるのか
- 市民は過疎についてどのように思っているのか
- 過疎にいたった原因と、今後の新たな社会潮流について
- 豊田市の取り組み
- 空き家情報バンク
- 若者よ田舎をめざそうプロジェクト
といった話をしていただきました。
豊田市の過疎の状況について、体系的に理解することができました。
お昼前から午後にかけては、各自が宿題として集めてきた「自分の地域の人口データ」をもとに、2050年までの人口推計を出すというワークを行いました。ワークでは、国立社会保障・人口問題研究所の小地域簡易将来人口推計システムを使いました。
ワークをやってみたところ、自分の地域が将来、大幅に人口が減ってしまうということに、衝撃を受けた受講生も多かったようです。
ワークの後、各グループで作成したグラフを共有しました。
人口減少が進んでいるところ、人口増加しているところ、高齢者数が労働人口を上回っているところなどそれぞれの特徴は様々でした。
いずれにしても、どんな原因でそのようなグラフになっているのかという推測も発表され、それぞれの事例から様々なことを学ぶことができました。
このワークを通じて、現実に自分の住む地域で起きていることを初めて認識する受講生もいたようです。
最後には、以下の問いに関してどちらかを選び各班で話し合いをしました。
1.人口減少を食い止める方法があるか?1については、そもそも、人口減少が問題なのか、という問いを持つ人もいて、議論は白熱していたようです。また、人口減少を食い止めるために何をしなければならないか、というような提案をした人も。
全体としては、2を選んで議論する班が多く、人口減少が進んだ市場において、経済において、地域はどのようになっていくのか、という予想や、それの対策なども具体的に話し合われていました。
今回利用したツールは単純なシミュレーションではありましたが、今、何もせずこのままの状態であったら起こるだろう将来のこと、を認識し考えるよい機会になったのではないかと思います。
【豊森は(で)何をめざすのか】
2日目・27日に行ったのは、「豊森は(で)何をめざすのか」と題した車座トーク。前回、11月の2日目にやった車座トークの続きです。
最初に事務局から、豊森2年目(2010年4月~12月)に、どのようなカリキュラム(プログラム)を予定しているか について説明させていただきました。
事務局案としては、下記のような2年目の考え方が示されました。
- テーマ・関心別にグループ分けをして、グループワークを行う
- 「講師が一方的に教える」というよりは、「一緒に学んだり、何かプロジェクトをやっていく」
- 2年目は、受講生とともにつくりあげるプログラム
その後は、前回同様時間制限を設けず、受講生ひとりひとりが、自分の思いを順番に話して行きました。
前回は、豊森に参加した背景や思い について話す受講生が多かったのですが、今回は、より具体的なプロジェクトを提案があったり、2年目に学びたいことについて提案があったり、スライドを使って自分のフィールドを紹介したり、前回よりも具体的になってきた受講生がいました。また、まだやりたいことがはっきりしない/絞れない/悩んでいる という受講生の人たちも、前回よりも前向きに考えを整理できてきたようです。また、他の人たちの話を聞くうちに、「このメンバーで何かできるのではないか?」「何か具体的にやりはじめてみたい」という思えたようです。
1日まるごと使って、午前10時から午後4時半まで、順番に話し続けた結果、参加した受講生・講師・スタッフの全員が、何か共通の思いをもつことができたように思います。「お互い、もっと話したい」と思った人も多かったようで、講座が終わった後も、お互い立ち話が尽きない という状態で、大いに盛り上がりました。
2年目に向けて、豊森も新たな段階に入りつつあるように思います。
ここからどのようなプロジェクトが生まれてくるのか、楽しみです。



記事の更新日が今年になってます。
今年の12月はまだなので、直した方がよろしいかと思います。
ご指摘ありがとうございました。
修正させていただきました。